BROWN ANTIQUESについて

アンティークの魅力

アンティークの魅力とは何でしょうか?

私の知人には毎日をアンティークに掛けていると言っても過言ではない方々が何人もいらっしゃいます。その方々は、ただアンティークが好きというレベルではありません。3度の食事よりもアンティークを好み、もちろんお部屋の中はアンティークで埋もれ(このような表現で失礼いたします)、アンティークの話を始めると決して終わることのない人たちが少なくとも私の周りだけでも何人かはいると考えるとおそらく全国にはアンティークを愛してやまないという方々は大勢いるのかもしれません。

私はその方々の生き方には到底及びませんが、アンティーク好きということに関しましては”この部類に入る”と自負しております。

アンティークは一般的には100年以上経過したもので厳密にはいつの時代から100年と決まっているようですが、ヴィンテージとの違いは何か?とか、それこそ価値もなく名もなき道具などでも100年以上経過しているものもあるので、”アンティーク”は個々によっての捉え方、楽しみ方で良いと私個人としては思っております。
それが人によって好きなアイテムが異なっていたり、好きな年代や国が異なっているのが個性であって、アンティークの奥深さなのではないでしょうか。

私にとってのアンティークは、”心”であると思います。

そのものと出会った瞬間から無言の会話が始まります。その間、数秒、もしくは数十分の時とありますが、私が何か感じるものにはそれを作った人の心や年月を経た素材の質感が強いものであると思います。もちろん、それを意図して作られたのではないかもしれませんが、やはり、一生懸命作られたものは時代や国を越えても”人”には伝わるものなのではないでしょうか。
これ、良く作られているな!ここのこだわりすごいな!など、当時は今と違い良い材料を使い、職人が手掛ける時間も長かったはずなので、比べるのも可笑しいのかもしれませんがとにもかくにも数百年経っているものにもなると、どうしてこんな風合いになるの?とか、良く壊れなかったなとか、感心することが多いのです。もちろん、外観のデザインだけではありませんが、私が好きなアンティークはどうも”人が心を込めてつくったもの”が多いような気がいたします。
もちろん、そうでないものであったとしても数百年も大事に使われてきたということだけでさえも大いに感動に値するものであると思います。

現代に於いては、使い捨て、大量生産品などの社会ですから、そのような意味でアンティークは、数百年も前のものが今自分の目の前にあるということだけでさえも奇跡なのではないでしょうか。

私は、人生は100年しかない中で、200年、300年と生き続けてきたアンティークを尊敬しますし、
彼らがこれまでにいったいどれほどの多くの人生を傍観してきたのかと考えるだけでもわくわくします。

これから、皆様とご一緒にアンティークについてもっと触れていければ本望です。
どうぞよろしくお願いいたします。

BROWN ANTIQUES 店主 山田 和博